「返本率4割」打開策、中堅出版8社、新販売制「35ブックス」

2009年07月08日

今年は出版関係のニュースが面白い。
日本の出版業界を独自にしている、
再販制度に少し切り込んだ取り組みを中堅出版社8社が行うそうです。

「返本率4割」打開の一手なるか 中堅出版8社、新販売制「35ブックス」

 「出版業界や書店が閉塞している。返本率が4割を超え、高止まりしている状況を打開したい」(筑摩書房の菊池明郎社長)――筑摩書房や中央公論新社など中堅出版8社は7月6日、書籍の新販売制度「35(さんご)ブックス」を、共同で始めると発表した。

 書籍は通常、「委託販売制」で販売されており、書店のマージン(定価に占める取り分)は22~23%程度。売れなければ、仕入れ価格と同額で返品できる。

 これに対して35ブックスは、書店のマージンを35%と高めに設定する一方で、返本時の引き取り価格を35%に下げる仕組み。「責任販売制」と呼ばれるシステムで、取り次ぎにも協力を得て実現した。書店の利益アップと出版社の返本リスク低下、取り次ぎの業務効率化が狙いだ。

なるほど、面白そうだ。
ただまあ、これって書店側もリスクを抱えるよね。
売れる本があれば利益はあがるが、
売れない本があった時の買取価格が下がるわけだから。
つまり書店側に今までと比べると相対的に、
ハイリスク・ハイリターンを求めるわけだ。

言ってしまえばそういった目利きをするのが本屋であるため、
当たり前にあっていい制度なのかもしれない。
ただ、そういう前提になかった今までがある中で、
上手く機能させていくには結構難しい局面もあるのかな、と思った。

と、なんだか否定的な〆にも見えちゃいますが、
とても期待しています。
繰り返し書きすぎですが、出版社には死んでほしくないのです。
僕は大好きだから。

投稿者aikawa | 2009年07月08日 12:28 | | | はてなブックマークに追加 | deliciousに追加 | Buzzurlにブックマーク | Yahoo!ブックマークに登録 |

ブログパーツ