企画とアイデアは違う、のと、プランナーに何を求めるか、というお話
企画屋さんは自分の仕事はデザインだと認識したほうがいいんだと思うよ
を読んで思ったこと。
企画屋さん、僕がいる業界的にはプランナーさん、を使う時には、
営業なりプロデューサーなりからのオリエンがとっても重要。
要はプランナーに、アイデアを求めるのか、企画を求めるのか、ということ。
アイデアと企画は似ているようで異なる。
・アイデアは、課題に対する解決策をラフベースに出しっぱなしにする作業
・企画はアイデアを、様々な制約条件を元に実行可能な形にする作業
だと思います。
すっごい駄目な事例で説明すると、
「○○の認知率をあげたい」という課題に対して、
アイデアとして、「googleロゴに○○を取り上げてもらう」というラフが出てきた際に、
これを企画化するには、
「googleロゴに採用してもらうことは実際可能か?」
「持っていく窓口はどこか?」等々を調べて、
実行可能なアクションまで落とし込んでいきます。
仮に上記がお金を出してできること、とわかったら、
「googleロゴ掲載企画」という企画書に
狙い・目的・内容・スケジュール・金額辺りを入れ込めば、
提案可能な「企画」であるといえると思います。
広告屋さんに物事を頼んで、
「そんな実現不能なことばっか提案するなよ!」
って、言葉を投げたことのある担当者さんは、
「企画を頼んでいない」という事実に気が付かなきゃいけないし、
対面する広告屋さんの営業側が、
「アイデアが欲しいのか企画が欲しいのか」
をきちんと握っておかなきゃいけない。
そんなの「企画が欲しいに決まってるでしょ?」なんて限らなくて、
制約条件のない中で、クライアントにアイデアラフを提案し、
そこから一緒に方向性をつめる、なんて作業を行うこともあります。
また、ラフから出てきたアイデアが実現不可能であっても、
「実現不可能を可能にするアイデア」を考えることもあれば、
「実現不可能を可能にすること自体を企画化する」なんてこともあると思います。
上記のgoogleの話であれば、googleロゴに取り上げてもらうこと自体を企画として、
google本社に乗り込み交渉する動画を作るプロモーションだって考えられるわけです。
ここは個人の嗜好によるのでしょうけど、
アイカワ的には制約条件をはずした状態でアイデア出しを行い、
面白いと思ったものの解決策を考えて企画化する、という方向のほうが好きだったりします。
つまるところ、棚橋さんが書いていることは、
「企画屋さんに企画頼んだのにこれかよ!」であればゴモットモ、
だと思いますし、そうでなくって、
「企画屋さんにアイデア頼んだのにこれかよ!」
であれば、オリエンとして伝えることが違ったのでは?と思ったりします。
まあ、企画屋さんが、アイデアと企画をきちんと分けて作業する、ということをそもそも知らない、企画屋の卵な方であった可能性もありますが。
ちなみに僕が大好きなプランナーの加藤さんの著書、アイデア会議、では、
・アイデアラフをみんなで持ち寄る
↓↓↓↓↓↓
・アイデアブレスト
↓↓↓↓↓↓
・いいアイデアがあれば、集約し企画化
というステップで進んでいきます。
アイデアと企画をきっちりわけてプロセス化しているのが特徴です。
個人的にはこのフローがよいのではないかと思っています。
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