メディアレップとは何か? (ネット広告の基礎知識その6)
ネット広告の基礎知識その6 メディアレップとは何か?
*前週の「異なるネット専業代理店の戦略」の続きとなります。
第三回の「ネット広告の代表的なプレイヤーについて」で書いたとおり、ネット広告の業態としては大きく3つに分かれます。それは「広告代理店」、「メディアレップ」、「媒体社」の3つです。本日は恐らくもっと分かりづらいであろう「メディアレップ」のご説明となります。
「メディアレップ」とは「media representative」の略で、representative=代表者という名前があらわすとおり、メディアの代表者、という立場の会社です。と、直訳をしてみてもわかりづらいのがこのメディアレップなのですが、凄く簡単に言うと、「広告代理店」と「媒体社」の間を取り持つ、卸業者のような役割の会社です。実際の仕事の発注&お金の流れとしては、「代理店」⇒「メディアレップ」⇒「媒体社」となります。
メディアレップの代表的なプレイヤーといえば、電通×ソフトバンクのサイバー・コミュニケーションズ(業界的にはcciと呼ばれる)と、博報堂・ADK等の大手代理店連合のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(業界的にはDACと呼ばれる)の2社となります。2社の役割は若干異なるものの、一般的にメディアレップの職種は大きくわけて2種類に分かれます。「営業担当」と「メディア担当」です。営業担当とは、代理店に対してメディアの提案支援&売り込みをする職種(対代理店仕事)で、メディア担当とは、営業が取ってきたメディアを押さえたり、媒体社からの売り込みをうける職種(対媒体社仕事)です。
話をわかりやすくするために広告主A社に勤めるあなたが、電通にヤフーの枠を発注するケースを考えてみましょう。お仕事の流れは以下となります。
・A社 ⇔ 電通
・電通 ⇔ cci
・cci ⇔ ヤフー
となります。上記で説明したメディアレップ内の職種のお話で言うと、電通⇔cciのやり取りに関わるメディアレップの担当が「営業担当」となり、cci⇔ヤフーのやり取りに関わるメディアレップの担当が「メディア担当」となります。つまりメディアレップの営業担当は営業といっても広告主であるA社と話すことはほとんどありません。メディアレップの営業先はあくまで代理店なのです。(広告主に説明をするケースもありますが、それは代理店の支援をしているケースであって、本来的には代理店に説明をする存在です。)メディアレップはわかりづらいと言われることがよくあるのですが、多くの場合広告主とメディアレップは直接のコンタクトがないため、実態があまり伝わらないのだと思います。
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